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「なんとなく粉っぽい」

本を見ているとき、なんとなく粉っぽいと感じた時ありません?

あれは、ホコリとか紙のくずではなくて、わざとです。

印刷した後に粉をふりかけてます。

印刷した後、紙が重なると上の紙の裏に下の紙のインクが付いてしまうのでそれを防ぐために1枚1枚粉をかけます。

印刷した紙が出てきた所に上からシャワーのように白くて細かい粉が降ってくるようになってます。

すると紙が重なってもインクがべたべた付きません。

粉の量は調節できるので、小説など、文字でインクの使う量が少ない時は粉は使わないか、使ってもほんのわずか。

写真とかで黒が多いものなどはインクが沢山ついているので粉を多めにかけます。

ただし、粉を使うのは印刷方式の中でも自然乾燥のみ。

印刷方式によっては瞬間的に乾かしてしまうのがあり、それは粉は使いません。
(週刊誌とか新聞とか)

粉っぽいのは、おそらくちょっと高めな写真集とかイラスト集。

それの特に黒っぽいページ。

指ですーっとなぞると粉っぽいのがわかります。

こういうわけで印刷の現場は全体に粉っぽい。

置いてあるものはみんな粉が付いてしまいます。

スーツとかで印刷現場に行くと気が付かないうちに服のどこかに白い粉がびっしりついてたりします。

もし私に会った時、背中とかどこかに粉ついてたら教えて下さい。

頭の場合、それは白髪ではありません。




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