アクセス

サイトマップ

同人誌印刷|グッズ制作|コーシン出版

同人誌印刷とグッズ制作のコーシン出版。
昭和42年の創業から56年、東京都板橋区の印刷会社

お電話でのお問い合わせは03-3964-4511。受付は平日9:00~18:00。

会員登録会員登録

ログインログイン

コーシンの強み

品質管理

綺麗で仕上がりのよい同人誌を作るためにどの印刷会社、どの工程でも気をつけているとは思いますが、当社ではさらにこのへんにこだわっています。

同人誌印刷 拘る

色。

データの出力は色(CMYK)のトーンカーブの設定を変えることにより仕上がりの色を調整することが可能です。
当社ではデータを生かせるような最適な設定値をとります。
また、写真などの画像と同人誌のイラスト画像の場合で設定値を微妙に変えてより美しい仕上がりを求めています。

同人誌印刷 トーンカーブ
同人誌印刷 トーンカーブ 測定
同人誌印刷 色補正

刷る。

同人誌印刷 刷り上った印刷物の色データを測定

調整した設定値で出力された版を印刷で正しく刷る為に刷り上った印刷物の色データを測定し、そのデータをまたトーンカーブにフィードバックしさらに最適値を絞り込みます。

同人誌印刷 インクの出し量を調整

印刷時、インクの出し量を調整する為に、出力した版の色面積を数値管理し印刷機にデータを送っています。カラーを刷る5色印刷機は高精細300線印刷も可能なほど再現能力があります。

造る。

本を製本するときにはページの間違いがないように乱丁防止機でチェックしています。
乱丁防止機は本文を1枚ずつ小型のCCDカメラで読み取り、設定以外のページが入ると機械が止まる仕組みになっています。この機械で乱丁を未然に防いでいます。(この乱丁防止装置だけで高級外車1台分くらいの値段しました。けっこう高い)

同人誌製本 乱丁防止1
同人誌製本 乱丁防止2
同人誌製本 乱丁防止3


高精細印刷

「高精細300線印刷」とは

オフセット印刷は写真などの階調を表現するのにアミ点と呼ばれる小さな点の大小で表します。その点の数が1インチ(約2.54cm)あたり何個あるかをスクリーン線数といいます。通常のカラーは175線で1インチの中に点が175個ならびます。高精細印刷は1インチの中に300個点がならびますので目で見た分には点がほとんど見えません。滑らかな写真のような仕上がりです。

高精細印刷は以前からあり、美術書籍や高級写真集などで使われていましたが、特殊印刷なので特有の機械や方法で行われていて、時間もコストもかなりかかりました。できる印刷会社はごくわずかです。しかし当社は最新のCTP出力機と印刷機の管理で通常の175線の印刷と時間も値段も同じで実現することができました。

電卓のボタンです。(イメージ画像)

同人誌印刷 高精細300線印刷
高精細300線印刷
同人誌印刷 通常の175線印刷
通常の175線印刷

※通常入稿の場合は基本的には175線で出力いたします。高精細希望の場合はご入稿時にご相談下さい。

高精細印刷の効果と特長

  • 滑らかな階調表現
  • モアレ(干渉縞)の抑止
  • 彩度が上がる
  • 従来と同じ印刷工程で利用可能

効果が出やすい絵柄

  • 毛皮
  • 電化製品(細かいボタンなども見えます)
  • 貴金属
  • 仏像
  • 織物(細かい柄、縫い目も見えるようになります)
  • 小さい顔写真(小さい写真でも顔がわかりやすいです)
  • 生鮮食品動植物
  • 自動車
  • 木工品
  • 髪の毛(美容室さまのちらしなど髪の毛が細かく見えます)

効果がない または 逆効果の絵柄

  • 文字物やベタ(階調表現がないので効果はありません)
  • 濃く、暗い写真やイラスト(彩度が上がるので濃度が薄く見えるときがあります)
  • コートやマット紙のように表面が平滑でない紙に刷るとき(上質紙など)

入稿方法

  • イラストレーターまたはフォトショップでのデータ入稿(イラストレーターの場合フォントはアウトライン化してください)Win、Macどちらでも大丈夫です。
  • 解像度は350dpiで大丈夫です。
  • 簡易校正や校正はできないので実際の印刷機で刷る本機校正になります。(簡易校正DDCPはできるのですが通常の175線換算になります)
  • サイズはA2まで


本文CTP製版をオススメする「3つの理由」

ここでは同人誌印刷の経験豊富なコーシン出版だからこそオススメしたいCTP印刷を紹介します。

「みなさまに喜んでいただける同人誌を作りたい」私たちはいつも考えております。

古くから同人誌を印刷してきているコーシンで、自信をもっておすすめできるのが本文のCTP印刷です。
カラーの印刷も綺麗に見せるためには、色々なテクニックがあり難しいのですが、意外に難しくて奥深いのが黒1色で刷る本文の印刷です。
本文を刷る時の版には大きく分けて3種類あって「ピンクマスター(紙版)」「シルバーマスター」「CTP」があります。この他に「オンデマンド印刷」という版を使わない方法もありますが、これはオフセット印刷ではありません。
それぞれ長所、短所があり、色々な場面で使い分けるのが良い方法なので、一概にどれが1番良い方法とは言い切れません。コーシンでも使い分けています。

では、なぜCTP印刷をおすすめするかと言うと、これからお話する3つの理由があるからです。

POINT1 圧倒的な仕上がりの綺麗さ

CTP印刷は本文1色を刷る場合、現時点の印刷方法の中で考えられる1番高品質な印刷方法です。
原稿から直接アルミで出来たPS版というものに焼き付けます。
これはピンクマスターなどの版に比べ精度が全然違います。
簡単に言うと細かい線まで綺麗に再現できるのです。

コーシンの場合は印刷機も違います。
色々と検討した結果、国産のメーカーなのですが、この機械の方式が同人誌の印刷には1番適しています。もうこれしかないって感じです。
専門的なことなのでお話しても難しいとは思いますが、要するに圧力のかかり具合とその方式に特長があるのです。
そして、もう何万点、何十万点刷ったかわからない同人誌の印刷に熟練したスタッフが製版、印刷するので汚いはずがありません。

POINT2 それなのに安い

いくら綺麗でも手の届かないようなお値段になったら意味がありません。
皆様に喜んでいただくためには綺麗でしかもお手ごろ価格で作らなくてはなりません。
ここまで書いて言うのは申し訳ないのですが、コーシンでは同人誌印刷500部以上の発注からは自動的にこのCTP印刷になります。
ご希望なら500部未満からもできます。
なのですみませんが500部未満の発注の場合はピンクマスターのような紙版の方が安いです。

しかし、印刷の部数が多くなるとCTP印刷はどんどん割安になっていきます
部数の大きい方が安く作れるのはコーシンの大きな特長の一つです。
なんでこんなに安いのかは企業秘密。

沢山の同人誌を作られる方、是非今までのお値段と比べてみて、その安さにびっくりして下さい。
今までずいぶん損してませんでしたか?
また、1度製版作業を行ったものであれば、出力時間が短くなるため、初回よりも割安になります。
(部数により料金は変わります)

POINT3 こだわり

今初めて公開しますが、実はアナログで頂いた場合の原稿は全てのページをチェックしてトーンの浮きなどがあるとこすって密着させています。これはデータでも同様なのですが文字切れや台詞の抜け、なにか気になるところ、変なところがないかもチェックします。正直言うとこの作業は時間がかかります。 大変です。

ですが、せっかくお客様がお金を出して作るのですから出来ることは出来るだけやります。
(でも人間が目でチェックしているので見逃していたらごめんなさい)
アナログ原稿の場合は1度、スキャニングしてデータ化した後に、CTP出力します。

コーシンは一般の商業印刷も沢山やっていますが同人誌には同人誌のこだわりがあると思うのです。
どこをどう見るか、どこを重要視するかポイントがそれぞれあると思います。



印刷代の差は何故でるの?

印刷会社の選択が重要

印刷物が出来るまでにはいろいろな工程があり複雑で、製造上いろいろな機械を使って作成します。
製版機・出力機・印刷機・紙折り機・製本機・断裁機 等。

このような機械はなにか物を作るためにあるので、どういったものを作るかを想定して設計してあります。
どのような物をどのくらいの量で質はどの程度求めるのかなどで機械の大きさや精度等が違います。
印刷機を例にあげると名刺を刷る機械と新聞を刷る機械ではまったく別物です。
封筒を刷る機械と雑誌を刷る機械も違います。
なので、作る品物によりどのような機械を使ってどういう工程で作るかで出来なかったり高くなったり、時間がかかったりします。
作る印刷物に応じた機械を使うのが一番効率が良いです

印刷会社は製版機や印刷機などの設備をほとんどがもっていますが、そんなにいろんな種類の機械はそろえてなくて、ある程度決まった得意な仕事をしていることが多いです。
お客様が印刷物を発注する場合、封筒や伝票を得意としている会社にオールカラーのパンフレットを発注したとすると、そこの会社は受けることができないか受けても外注を使うので高くて時間がかかるなどのデメリットがでてきます。
雑誌を作っている会社に封筒500枚とかお願いしても受けてもらえないか高くなると思います。
ちらしは安くて速くても本になると割高になるなどあります。

また、「●●印刷会社」とあっても印刷機がない場合もあります
そういう会社は印刷物を受けると、外注(下請け)を使って印刷しています。
そういう会社でも努力して安く、速くやっている所もあると思いますが、やはり下請けやときにはそれがまた下請けにでて(孫請け)になるのでちょっとずつ単価があがったり、品質の管理が難しくなることが多いです。

品物に対応した製造方法をとるので速く、安くできます。

当社は保有している機械の種類が豊富なのでその品物にあった機械を使い効率よくすることでできるだけ安く、速くお客様に提供できるようにしています。

取り扱い品種が多いのでいろいろな印刷会社に分けて依頼する手間がはぶけます。

封筒や便箋はこの会社、チラシはここ、ポスターはこの会社など、もし印刷会社を使い分けているようでしたら当社におまかせいただければその手間がはぶけます。しかし、当社がなんでも1番安いとは言いません。ある品種だけでみるともっと安く提供できる印刷会社もありますし、もっと速い会社もあります。
でもトータルで考えると当社のような会社に一括で発注したほうが、お値段も安定するし発注の手間がはぶけます

データ処理からお受けしてますので原稿に自信がなくても大丈夫です。

当社は学生さんや初めて印刷を発注するお客様も多いので、完全な原稿でなくても印刷で問題がないように当社で修正をします。頂いた原稿をなんでもそのまま刷ってしまうということはありません
出来るだけ良いものができて問題がないように、これは変だなと思ったらお客様に連絡をして確認します。

設備に合わないもの。

そうは言ってもやはり当社でも苦手なものはあります。設備に合わないものです。
その例をあげるとこんなものです。

  • 週刊誌や雑誌など数十万部という大ロットなもの
  • カラーの名刺1名分100枚
  • 自費出版や会議資料などの本で5部とか10部
  • 金券や商品券
  • タオルやTシャツ、コップなどに印刷 など