多色刷り　同人誌印刷 用語集

同人誌印刷 用語集「多色刷り」

 

多色刷りとは2色以上の色で印刷すること。

1色で印刷した印刷物は単色印刷。

それに対して2色以上の色を使った印刷物のことを言います。

 

ではカラー印刷は4色で印刷していますが、それは通常多色印刷とは言いません。

厳密には多色印刷ですが、だいたいの場合は特色などで刷ることを言っています。

 

同人誌印刷の場合、原稿がデータになる前はよくやりました。

特に表紙。

カラーを描くのがかなり手間と技術が必要なため、モノクロの原稿を何枚か描いて、

それをこの原稿は〇〇色、この原稿は〇〇色、などのように色分けして多色刷り。

 

多色刷りの色数に上限はありません。

といっても何十色は使うことはありませんね。

以前、アナログ原稿の時に8色印刷をした記憶があります。

当時は単色機と言って印刷は1色づつ刷っていたので、8回印刷しました。

もし、最後に刷る色で失敗したら大ショックです。

 

今はわかりませんが地図が多色印刷だと聞いたことがあります。

地図は線が細いので4色分解での印刷では線がはっきりと出ないからでしょう。

8色くらいの多色印刷だったと思います。

 

ちなみに上の写真の印刷機は2色機といって2色同時に印刷できる印刷機です。

紙を乗せて印刷して出てくると2色印刷されています。

 

コーシン出版の同人誌印刷パックではコーシンPセットの表紙が多色刷りができます。

 

多色刷りをする印刷機の動画を撮ってみました。

@kousinsyppan

本の表紙を印刷 #印刷機 #同人誌

♬ オリジナル楽曲 - コーシン出版 - 印刷会社 コーシン出版

この印刷機は2色同時に刷れる機械です。

紙を乗せて機械を通って出てくると2色印刷されています。

特色印刷や多色刷りはだいたいこの機械で印刷しています。

動画では表紙の1色印刷をしています。