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同人誌印刷|グッズ制作|コーシン出版

同人誌印刷とグッズ制作のコーシン出版。
昭和42年の創業から56年、東京都板橋区の印刷会社

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CMYK 同人誌印刷 用語集

同人誌印刷 用語集「CMYK」

同人誌印刷 CMYK

 

CMYKとは色の3原色、青(C:シアン)、赤(M:マゼンタ)、黄(Y:イエロー)

に黒(K:ブラック)を加えた4色のこと。

通常のカラー印刷では原稿をこの4色に分けて版を出し印刷機にかけて印刷します。

色の3原色は光の3原色(RGB)と違い、混ぜるほど色が濃くなる減法混合です。

 

上の写真はコーシン出版にある5色機といって、

白い紙を乗せて印刷してでてくると5色同時に印刷できる機械です。

手前に紙を乗せて、黒 → 青 → 赤 → 黄の順に印刷します。

これに蛍光ピンクなど加えた5色印刷にするときは黄の後に蛍光インクをつけます。

 

人間の視覚は約360nm~830nmでこれを外れると赤外線や紫外線というものになります。

この視覚の範囲内なら色の3原色で表現できるということです。

 

なぜ色の3原色にプラスして黒(K)が必要なのか。

視覚の範囲内なら理論上は光の3原色で表現可能なのですが、

実際に印刷インクは理想的な色になっておらず、微妙に違う色の要素も入ってしまいます。

なので3色全て混ぜても真っ黒になりません。

そこで補助色としてCMYにKを加えて黒を表現しています。

 

ちなみに黒のKはKUROからとったKでもなくBLAKからとったKでもありません。

Key Plate(キープレート)からとったKです。

 

同人誌印刷の場合、イラストを明るく印刷するために蛍光ピンクを使った5色印刷もありますが、

一般的にはカラー印刷はCMYKの4色印刷です。

このため、印刷機は4色機といって4色を一度に印刷できる機械がよくあります。

 

同人誌のカラー原稿がアナログの頃は、カラーが入稿されるとカラースキャナーでCMYKの4色に分版し、

それを何枚もフィルムを使ってタイトルを入れるなどをし、最終的にCMYKの4枚のフィルムにしていました。

データになった現在はパソコンでイラストを描くとそのままCMYKに変換でき、

それをCTPという印刷機につけるプレートに直接出力できるようになりました。

これで入稿から印刷までがものすごくスピーディーになりました。

 

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