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会社概要
印刷会社 恒信印刷 コーシン出版

恒信印刷株式会社
〒173-0004
東京都板橋区板橋2-28-8
コーシンビル3階
TEL:03-3964-4511
FAX:03-3964-4569
URL:http://www.ko-sin.co.jp
E-MAIL:top@ko-sin.co.jp

営業時間
平日9:00~18:00
(時間内に来社できない場合はお電話下さい。できるだけお待ちします。)
日曜・祝日は休業

関連実績

七人のおたく
映画にも出てきた会社です。
吉田社長のブログ「社長の成功日記」
吉田和彦の著書「ヒトがいない、カネがない、仕事がない 社長、ネットがありますよ」
マスコミ関連実績
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特許実績

マスコミ取材・
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担当:吉田
TEL:03-3964-4511
E-MAIL:top@ko-sin.co.jp

加盟団体
社団法人日本グラフィックサービス工業会
社団法人東京グラフィックサービス工業会
東京都印刷工業組合
日本同人誌印刷業組合
日本映像事業協同組合賛助会員
いたばしデザインサポート
吉田社長挨拶/講演実績

こんにちは 吉田です

  
はじめましてこんにちは、コーシンの吉田です。
印刷に関することは常に勉強していて大体のことは知っています。

「わからないことはない!!」

…と言いたいのですが印刷の技術はどんどん進歩しているのでつねに勉強中です。

動く吉田社長のメッセージ動画はこちらから(約3分)
吉田和彦代表取締役

印刷業界はコンピューターの進歩、パソコンの浸透により以前に比べてずいぶん安く、早く出来るようになりました。
出来るだけ安く、早く作ることをめざしている印刷会社が多いです。当社でも安く、早くは意識しています。
しかし、それだけを追い求めてはいけないと思ってます。

印刷会社に求めるのは??安いとか速くできるとかは当然あると思います。正直、当社よりも安い印刷会社もあるし、速い印刷会社もあります。当社が安さ、速さも日本一、、とはいいません。

品物によっては安さにも自信はあります。スピードも自慢できます。
しかし、それ以上に私たちが考えるのはお客様が安心して頼めるとか(信頼)、頼んだらなんか良い感じがしたとか(親切)、また頼みたくなるといった気持ちも優先したいと思ってます。

安ければいいとか、早ければいいといったことだけでなくて、他の面での要望も多いのではないかと思います。

物や行動に対する価値観は人によって違いますが、印刷物を作るうえでも、
その品物に対する価値観というものがあると思います。
お客様と私たちの価値観が近ければ、良い関係が築けると思います。
その品物に対する思いを出来るだけわかるように心がけます。

では、
「価値観」とはどんなことでしょうか?
解釈はいろいろあると思いますが、言い換えると
「優先順位」ともいえるのではないでしょうか。

自分の基になる考え方によって、何が重要で次に重要なのはなにか、ここだけはこだわりたい、これはどうでもいい。というように人により大事に思うことの順位が違いますのでそこを間違えると自分ではいいと思ったのにお客様からしてみれば本当はこうではなかったのに、、、、ということになってしまいます。

そして、お客様が当社に印刷物を依頼する本当の目的を考えています。
というのはお客様がわたくし達に印刷を頼んだとき、その目的は??印刷物を作ること・・・・ではないと思います。
本当の目的はその印刷物を使ってなにかをアピールしたり、表現することだと思います。

目的は「作る」ことではなくて「使う」ことだと思います。

たとえば新聞の折込ちらしなら、すごい綺麗な印刷でかっこよくできたとしても問い合わせがゼロ。
手描きで汚いけど問い合わせが多いちらし。
どちらがいいかというと汚くても問い合わせが多いほうがよいと思います。
目的はちらしに反応してもらうことですので。そういうちらしにいくら良い紙を使って綺麗にしてもコストが上がるだけで問い合わせがなければ目的にはあっていないことになってしまいます。お金の無駄になります。
せっかく印刷するのですから、
本当の目的に合った品物を作りたいと思っています。

このホームページにしても、デザインはめちゃくちゃで写真なんかも大きさばらばらでカッコ良くないですが、目的は見てもらって伝えることなので、すいませんがこれでがまんして下さい。
この程度しかできませんでした。

専門のホームページを作る会社さんに依頼すればカッコいいものが出来ると思うのですが、すぐに改定できないとか、その都度お金がかかりそうで思い切って変えられないとかあるので自分でがんばって作ってます。
私たちの思いが伝われば目的が達成されます。



【 自己紹介 】
恒信印刷 吉田
役職:代表取締役

特技:色材、顔料関係に詳しい(元研究員なので)

趣味:スポーツをすること、旅行、
    トレーニング、日本酒、読書



社長ブログ 書いてます。こちらをクリックして下さい。


2009年7月11日 ビジネス書を出版しました!

「ヒトがいない、カネがない、仕事がない
            社長、ネットがありますよ!」 あさ出版

詳しくはこちらから
吉田和彦 著書 有隣堂



【 経 歴 】


1963年6月生、ふたご座 埼玉県産 O型
・植木屋(主に盆栽)の長男として生まれる。
・日本大学生産工学部工業化学科を卒業
・画材メーカーに就職し6年間新製品開発に従事。主に色材やインクの配合の研究開発をする。このころ「調色の魔術師」と呼ばれ色を配合することにはちょっと自信があった。(過去形)
・基礎研究から世に出した新製品3種
・特許出願件数約20件、そのうち登録件数8件。主に色材やインクに恒信印刷 吉田関すること。(報奨金は思ったよりわずかでしたが貯金しました)
・ご縁があって恒信印刷に入社、現在に至る。

研究職時代はうまくいったときもありましたが、失敗もしました。
新製品を出したんですが、クレーム。市場回収。まだ初回ロットでそんなに出回ってなかったのですくわれましたが、社長面談、研究やりなおし。1年以内に改良してまた発売する計画をたてられました。
結果はなんとかうまくいって製品をだすことができました。あのときはつらかったです。
                    →黒の顔料(これは今の写真)



●SEOとWebマーケティングのご相談もお受けしてます。DVDも販売中。



●マスコミ掲載実績はこちらから

【 テレビ出演の一部 】

■2006年2月25日 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」
WBS WBS WBS
WBS WBS WBS

●その他のマスコミ掲載実績はこちらから



【 講演もしています 】

開催日 内容 主催
2010年6月2日 デキる女も男も仕上げがうまい
ゲストパネラー
ドクターユキオフィス
2010年5月8日 第10期定期総会 基調講演 印刷産業青年連絡協議会
2010年2月25日 社長だからできる「インターネット戦略」 東京商工会議所 板橋支部
板橋区印刷関連団体協議会
2009年11月23日 業界No.1になるための
ビジネスステージアップセミナー
ビジネススター養成協会
2009年11月17日 大不況をチャンスに変えるインターネット戦略 東京商工会議所 江東支部
2009年10月28日 社長だからできる「インターネット戦略」 大阪青年印刷人協議会
2009年9月15日 出版記念講演 日大板橋桜門会
2009年9月5日 社長だからできる「インターネット戦略」 大阪青年印刷人協議会
2009年8月26日 社内SEOセミナー 株式会社アイアイシー
2009年5月21日 大不況を乗り越えるセミナー 株式会社アイアイシー
2009年4月2日 第3回みとめる会プレゼンテーター 日本みとめる会
2009年3月28日 小さな会社のブランド起業塾
ゲスト講師
ネクストサービス株式会社
2009年2月21日 小さな会社のブランド起業塾
ゲスト講師
ネクストサービス株式会社
2009年2月18日 社長ブログの活用
~中小企業の経営は90%が社長で決まる。
がんばれ社長!成功への道のり
IT研究会
2008年12月12日 本当に集客できるホームページの作り方
SEO編
ネクストサービス株式会社
2008年6月17日 NET Marketing FORUM
パネルディスカッション
日経BP社
日経ネットマーケティング
2008年3月14日 EC研究会フォーラム講師 EC研究会
2007年8月3日 第2回ワンストップクラブメインコメンテーター 株式会社FANアライアンス
2007年1月30日 マーケティングの「考え方」セミナー 株式会社 堀越
2006年10月20日 News2u 社長ブログセミナー
パネルディスカッション
株式会社ニューズ・ツー・ユー
2006年7月24日 ホームページ戦略セミナー 合資会社トムキャット
2006年6月24日 「超マーケティングの考え方セミナー」
6時間半スペシャル
ネクストサービス株式会社
2006年5月13日 超マーケティングの考え方セミナー ネクストサービス株式会社
2006年2月25日 「人生を劇的に変化させたい起業家のための
セミナー」 ゲスト出演
ネクストサービス株式会社
2006年2月18日 第2回ブログ・メルマガ読者必見!
小冊子ブランディング戦略セミナー
ネクストサービス株式会社
2006年1月28日 第1回ブログ・メルマガ読者必見!
小冊子ブランディング戦略セミナー
ネクストサービス株式会社
2005年12月17日 「第4回人生を劇的に変化させたい
起業家のためのセミナー」 ゲスト出演
ネクストサービス株式会社
2005年11月12日 「第3回人生を劇的に変化させたい
起業家のためのセミナー」 ゲスト出演
ネクストサービス株式会社

■2007年1月30日「マーケティングの『考え方』セミナー」」
  セミナー講師

■2006年10月20日「News2u 社長ブログセミナー パネルディスカッション」
 社長ブログ セミナー 社長ブログ セミナー

■2006年7月24日「ホームページ活用戦略セミナー」 (那須塩原)
 セミナー講師 セミナー講師

■2006年6月24日「超マーケティングの考え方セミナー」6時間半スペシャル
 セミナー講師 セミナー講師

■2006年5月13日「超マーケティングの考え方セミナー」
 セミナー講師 セミナー講師

■2006年2月25日 「2月開催 人生を劇的に変化させたい起業家のためのセミナー」ゲスト出演
 セミナー講師 セミナー講師

■2006年2月18日 「第2回ブログ・メルマガ読者必見!小冊子ブランディング戦略セミナー」
 
セミナー講師
 セミナー講師

■2006年1月28日 「第1回ブログ・メルマガ読者必見!小冊子ブランディング戦略セミナー」
 セミナー講師 セミナー講師



【 ブログ 】 
■2006年3月7日 第3回自民党党首懇談会 出席
社長ブログ
■2005年11月22日 自由民主党50年記念党大会

   
■2005年11月1日 第2回自民党党首懇談会 出席

■2005年8月25日 自民党党首懇談会 出席

http://blog.livedoor.jp/no1syatyou/
クリックするとブログにとびます。



今考えると
私は小さいころから物を作るのがすきでした
幼稚園、小学校の頃はプラモデル作りや工作が好きで、プラモデルなどは一回作るとまた壊して今度は2つを組み合わせて違うものを作ったりしてました。
実家が植木屋なのでのこぎり、針金、工具が豊富にあり、物をつくる環境もよかったです。幼稚園の時は三輪車を改造して乗ってました。
中学、高校は魚つりに凝っていたので浮き、ルアー、フライフィッシングの竿まで作りました。特にへらぶな釣り用の浮きは孔雀の羽を使って、「カシュー」という漆のような塗料を塗り、結構本格的な浮きを作る少年でした。鳥の羽を拾ってきてフライも作りました。
こんな子どもだったので大学は理科系。実験、研究でいろいろ作ってました。
就職も物を作るメーカーしか考えてませんでした。
運良く画材メーカーに就職しました。そしてまた運良く新製品を開発する部署に配属になりました。そのころの目標は、自分が研究して開発した製品を多くの人に使ってもらいたい。店頭に自分の商品を並べてみたい。というのが夢でした。
おかげさまで、その夢もかない、今でも生産をして売っています。
あなたの使っているそれ(製品名はいえないのです)もしかしたら私が作ったものかも。

なんで研究職をやめて今の会社に入ったか・・・・
実験室にいるとお客様と話すことがまったくありません。
これが本当に喜んでもらえるのかどうか不安になるときがあります。
そして、実験室ですばらしく良い製品ができても(鳥肌が立つくらいよいものもできました)会社の規定がいろいろあって、製品として出すためには結局は無難なものになってしまいます。大きな会社だったのでしかたがないのですが。
いいものは使ってほしい。もっと直接お客様と関わりたい。そんな思いがあり、また、なんか先が見えてしまったような気がして今の会社に転職しました。

このように物を作るのが好きなので、今は印刷物を作ってお客様のためになっているというのは嬉しいかぎりです。新製品の紙など出ると、思わずすすめてしまいます。使って欲しいです。
今でも研究が好きなので、常になにか作ってやろうと思ってます。
今までにないオリジナルな製品が出来たときのよろこびはなんともいえません。
いいのができたらおすすめしますので是非使って下さい。

実をいうと前職のつてをたどって材料を手に入れ、たまにインクに混ぜたりしてます。

恒信印刷 吉田このホームページは私が作りました。
数年前、池袋のビックカメラに行って「一番簡単なホームページ作るソフトください」と言ったら「ホームページビルダー」をすすめられたのでずっとこのソフトを使ってます。
デザインの勉強はまったくしていないのでかっこ良くはないし、CGIなどのテクニックも使ってませんができるだけわかり易いように、あと情報が沢山伝えられるように心がけて作りました。
情報を載せたいときにすぐできるというのも自分で作っているメリットだと思います。
もっと充実したホームページにしたいので、なにか気になることがありましたら是非ご意見お待ちしています。→こちらにお願いします。


「今の仕事をはじめた頃、血尿、血便、目が見えなくなった・・・」

私は2代目社長なので、創業された方や起業された方はすごいと思います。
自分だったらできたかな?と思うこともあります。
2代目の方は事業を引き継いだのですんなり社長になった方もいると思いますが意外とみなさん苦労されているのではないかと思います。私も今の会社に入った頃は今思うと、ちょっとは大変だったのかなあと思い出します。

1992年、前社長の次女をお嫁にもらいました。
前社長は娘が2人だったため私が会社を引き継ぐことになり、6年間勤めた画材メーカーをやめて今の会社に入りました。
入った当初、印刷のことなど全く分からず、要領もつかめないので、労働時間の長さでカバーするしかなかったです。
会社もまだ今の半分くらいの10数人でシステムも何もなく、やる気だけはあった私がなんでもやりました。
朝突然こなくなる職人さんの変わりに印刷機を動かしたり、昼間は事務仕事があるのでトラックで印刷物を運ぶのは夜中。
念のため大型免許をとっていたので4トン車で運搬もしてました。
私が会社に入り、工場や倉庫を買って一気に規模が大きくなったのはうれしいのですが、バブルがはじけ仕事がついていかないため返済がきつい。
機械が増えたので人を増やすために、やったこともない面接をして、変な人入れて逆に苦労したり。
やっぱりまた自分が機械を動かすことに。
毎日夜遅いので結婚してアパートに住んだのですが、子供が生まれるまでは水道、電気、ガスは最低の基本料金しか払ったことがありません。
休みも年間で数日だったのでほとんど家にいないのです。

1年のうちで決まって忙しい時期があり、終盤になると尿がオレンジ色になってきます。
いつもなるので「ああ、またきたか・・」という感じ。恒例のオレンジ尿。
血便が出て、便器が真っ赤になったこともあって、あせったこともありました。

肺炎になったときも医者に行ったらすぐ入院と言われましたが、忙しい時期だったので朝点滴してもらって夜は雨の中フォークリフトを運転したりしてました。
肺炎はくせになってしまい3回しましたが、もう慣れてしまって「なんだ肺炎か」くらいにしか思わなくなりました。
仕事してて急にめまいがして倒れたり、夜中に胃がおかしくなって病院に運ばれたりいろんなことがありました。

とどめは急に目が見えなくなったことです。左目だけでまだよかったのですが。
目の奥の動脈だか静脈がつまってしまい、目に血がいかなくなってしまったようです。
日に日に見えなくなってきて、ほとんど光も感じられなくなりました。
目が見えなくなるってほんとつらいです。
1ヶ月間、朝から夕方まで治療のため通院。
点滴を沢山うたれ、気圧を下げて血を通しやすくする減圧カプセルというのに入れられたり、ステロイドを投与されて1週間で7キロ太ったり。
そのときはさすがに会社を1ヶ月くらい休みました。
(妻が後で言いましたが、会社が次第にくずれていくのがわかったそうです)
原因も治療方もわからないようなので、病院は5箇所行き、20人位の先生に診てもらいました。
病名もわからず、研究材料にされ、約2年間通院しました。
今ではなんとか見えるようにはなったのですが、中央部だけでしかも右目より小さく見えます。普段の生活では慣れましたが。

目が見えなくなったこの頃から会社を変えていきました。
これじゃあまずいと私もみんなも思ったのでしょう。
いろいろなことを分担してするようになりました。
これが1999年くらいです。
でも、かなり医者にかかりいろんな検査しましたが結局はいつも異常はなく正常値。
健康です。

皆さんいろいろなご苦労をされているのと思うのでこのくらいは苦労のうちに入らないかと思いますし、またこれからどんなことが起こるかこの先わからないので、とにかくがんばっていきます。

でも、もうあんなつらいの経験したくないな。






初期のインターネット


今でこそパソコンが普及して性能もあがりどんどんデータをつくる時代になってきましたが、1998年くらいはまだマックも出始めたころ。いち早く会社でもマックを1台買いましたが、今思うと高いですねえ。100万円以上して、しかも日本語のフォントは5書体のみ。画像をあつかうソフトもありましたがパソコンの性能が低いので使っているんだか待っているんだかよくわからない状態でした。使うといえばたまにワープロ替わりとしてつかう位なもんでした。前の会社では丁度手描きをなくし、パソコン化になってきていたので表計算ソフトやCADで図面も描いてたりしたのでマックも感で使ってました。このころマックは使っているより眺めているほうが多かったです。

その後世間ではインターネットという言葉がちょっとずつ聞くようになってきて、なんだかよく分からなかったんですが、よし、これは早く会社のホームページを作ろう。となぜか思いました。当時見たこともなかったので雑誌で調べて「インターネットカフェ」というところで見れることを知り秋葉原のT-ZONEだったかな、電気やさんの中で見ました。正確には見ようとしましたが見れませんでした。回線が遅かったのでしょう、今のようにクリックすると画面がパット変わらないので操作が違うのではないかと思いいろいろなところをばしばしクリックしてました。結局30分間右上の地球のようなものがぐるぐる回っているのを見てただけでした。

最初はそんな感じでしたがその後なんとかやたらアドレスの長い会社のホームページを作ることができました。1998年位です。その頃はまだホームページ自体が少なくて印刷会社は特にあまりなかったです。当然見る人も少ないので1日のアクセスが10とか数件くらいでした。ホームページの効果はほとんどなかったと思います。最近たまに印刷関係とかいろいろホームページを見たり検索する機会がありますがすごい数でしかもカッコいい凝ったのが多いですね。このホームページと見比べるとちょっと恥ずかしくなるときがあります。でもカッコより内容勝負!と開き直っています。同業者のホームページを見てもよくわからない内容だったり知りたいことが探せなかったりするので印刷をわからない人が見たらなんだかちんぷんかんぷんじゃないかと思うときがあります。そんなことにならないように内容沢山で魅力あるホームページをつくろうと思ってます。





一人生産ライン


その日の夕方6時ごろ、お客さんからの電話。
「あしたの朝8時までにちらし20万枚どうしても作らなきゃならなくなってしまった。できないと大変なことになる。なんとかしてくれ。もうすぐフイルムできるから」
急にそんなこと言われても・・・
でも結局作りました。ちゃんと間に合いました。

新聞の折込になるマンションのちらしでした。
夕方頼まれたものですから、時間的に夜中に刷って、すぐ断裁して仕上げなければ時間的に間に合いません。そうすれば時間的には可能な数でした。しかし、昼間は職人さんが印刷機を動かしていて、そのままこの仕事を夜中に刷ってくれとも頼めず、しかたなく私がやることになりました。印刷するのは好きなのでひさびさに機械を動かすか、っていうのりでした。
夜8時くらいに職人さんとバトンタッチして印刷をスタート。A全判の印刷機です。
結構印刷機の調子が良くて快調に飛ばしていましたが、最終的に断裁して仕上げまでしなければならないので、ある程度刷って、数時間おいたら断裁をスタートしました。夜11時ごろから断裁をはじめて、こりゃあ忙しかったです。
印刷しながら断裁して、結束(ビニールのひもでしばる)して、パレットに積んで、ラップ(トラックで運ぶとき荷物がくずれないように巻く、サランラップのおばけのようなもの)を巻いて、、、、、
工場の中あっちいったりきたり、夜中に一人でずっとこの作業をしてました。

トラックに積めるようにちらしを載せたパレットを工場の前にならべておいて、最後おわったのが朝の7時頃です。
達成感ありました。

でもつらいのは終わったこの日でした。寝てないので昼間ねむいわねむいわで、ずっとぼーっとしてました。




雑学.顔料と染料って。


ものに色を付けるのに顔料とか染料とかを使いますけど、その違いってなに??って思ったときありませんか?知りたい方に教えます。

簡単に差を言うと、水(液体)に溶けるのが染料、溶けないのが顔料です。顔料はとけずにすごく小さい粒で液体の中に分散しています。お吸い物と味噌汁みたいなもんです。
それなので一般に染料を使ったものは耐水性がなくて水をかけるとニジンでしまいます。耐水性があるのはほとんどが顔料です。最近のカラープリンターで水に流れませんとあるのは顔料を使っていると思います。
ボールペンやインクカセットなどで染料を使っているか顔料を使っているか見分ける方法があります。透明な軸ならば中に入っているインクの入った軸を見て下さい。軸が黒く見えても赤や青に書けるのは染料で顔料を使っているペンはインクの軸を見ると書けるそのままのインクの色をしています。油性のボールペンはほとんど染料だと思います。軸真っ黒ですもんね。
ちなみに印刷インクは顔料です。

染料と顔料の特長を生かしていろいろなインクを作っていますが、染料インクと違い、顔料インクを作るうえでの大きな問題点があります。
顔料インクを味噌汁にたとえましたが、味噌汁はそのまま置いておいて時間がたつと味噌が下に沈んで上澄みと下のほうに味噌の濃い部分にわかれてしまいますが、インクもその通りになってしまいます。顔料は粒で液体のなかに分散しているので時間が経つと下に沈んでしまうのです。
これがネックです。
液体の粘度が低くて(インクが軟らかい)顔料の粒子が大きく重いほど沈みやすく、その逆は沈みにくく安定しています。
ただ、粒子が大きいほどあざやかな良い色がでたり、インクが軟らかいほうが使いやすいとかあるので難しいのですが、それでも長期間顔料を沈ませない安定した状態を作るのが顔料分散技術といって一つの技です。

こういうお話してるとすごく長くなってしまうので、このつづきはまた。

顔料 蓄光顔料
↑黒の顔料
(ただのカーボンブラックではない) 
↑蓄光顔料
(光を貯められる素材)



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